くるみの庭 ~ちょっとここらで深呼吸~

パニック障害を経験した筆者が、病気や人生のこと、心身の健康のために取り組んでいることを発信。

【鎌倉散策】報国寺と浄妙寺でお抹茶&庭園鑑賞

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そうだ、鎌倉に行こう

古都や寺社仏閣が好きで、定期的に鎌倉へ行きたくなる。
最後に訪れたのは3年前。梅雨の最中に紫陽花を見に行ったんだが、人でごった返している上に、ひどく蒸し暑かった。桜や紫陽花、紅葉の季節はやっぱ人気ですよね~。
ということは、桜が終わって紫陽花が咲く前の今の時期って、ある意味狙い目なんじゃないかと。気候的にも散策向きだし。どういうわけか今年は暑いが…

そこで急遽、新緑の季節の鎌倉を訪れることにした。
最近なんかお疲れ気味なんで。久々に報国寺で静かに竹林浴を楽しみ、抹茶もいだたこうかと。そんで近くの浄妙寺で枯山水を愛で、ただ時の流れに身を任せてみようかと。(疲れすぎだろ´Д`)
そんな歴史と自然と芸術が織りなす非日常を求めて、いざ向かった。

 

報国寺で竹林浴&お抹茶

報国寺のある金沢街道エリアは15年以上ぶり。
まず鎌倉駅東口の京急バス4番乗り場で「金沢八景行き」のバスに乗る。同じ4番乗り場の「鎌倉霊園正門前太刀洗行き」「ハイランド循環」でも大丈夫。いずれもバス停「浄明寺」で下車。
徒歩だと鎌倉駅から30分ほどかかるらしいので、バスがおすすめ。
平日だがそれなりに乗客は多く、半分は海外観光客のようだ。浄明寺でごっそり降りる。マジか。
バス停から徒歩数分の道中、鳥のさえずりが。お手本のようなホーホケキョにほっこり。
寺の境内にヤモリも発見。自然との距離の近さも鎌倉の醍醐味だ。

竹の庭は有料で400円、抹茶付きは1000円。およそ2000本の竹と光と風の饗宴である。

竹の子もチラホラ

庭の奥にひっそりとお茶席「休耕庵」はある。

目の前に竹林を拝みながら、抹茶と落雁で一服できる。
ここで1時間ほどボーっとする予定だったが、席が一列目(約14名)しかないという誤算。しまった、いきなり予定狂った。

だがそのぶん全席が特等席

季節により温度や茶碗を変えて出すという抹茶は祇園辻利のもの。想像より熱めで、それが美味しい。香りや苦味も良い。ストレートな甘さの落雁との相性も抜群。
時折 吹き抜ける風がまた気持ちいい。鳥のさえずり、岩場を流れる水音、風に揺れる竹の葉、木漏れ日、苔むした地面。まさにマイナスイオンの宝庫や。これを求めてたんや!
だがそれと同じくらいに、並んでいる人の圧を背後に感じ、結局10分ほどで退席。(平日なのでそんな並んでなかったが、回転率はきっと牛丼店並みに良いので、多少並んでても安心してほしい)
庭の入り口付近には枯山水が。ベンチも幾つかあるので、のんびりするならここで。

ここで、鎌倉散策を楽しむ皆さんに耳寄りな情報です。
報国寺のトイレは綺麗です!
大切なことなので、もう1度。
トイレがめっちゃ綺麗です。
入った瞬間、マルイかルミネかと思った。(ウソつけ´Д`)
紙が無かったらどうしようという不安は杞憂に終わった。紙どころかウォシュレット付き、手洗い場はオートディスペンサー(自動石鹼)&ハンドドライヤー付き!
古い小さなお寺(失礼)にまさかこんな立派なトイレがあるとは。
ちなみに古いトイレも向かいにあって、そこも使用可。由緒正しき和式スタイルだった。
海外の人はしんどいだろうな~。私でもきついよ、ジャパニーズ スクワットトイレ。

 

浄妙寺で枯山水&再びお抹茶

報国寺からは徒歩4,5分の距離だが、人が少なくて穴場感あり。拝観料200円。

ここでまたもや想定外のことが。どうやらお茶室「喜泉庵」に入らないと、目当ての枯山水はほぼ見えないらしい。マジか。
こんな短い間隔で抹茶はしごする人なんていないだろ、とざわつく胸でしばし考えたが、結局入室。
正直 枯山水のことはよくわからないが、謎に愛でる気だけはマンマンだったのと、今後抹茶を飲むならどちらが良いか比較できるかなと思ったのだ。それに人も少なくて席数もあるので、ここなら念願のボーっとができるんじゃないかと。

庭は想像より小さいが、砂紋や飛び石が美しく、報国寺の枯山水とはまた全然表情が違う。
柱や鴨居が額縁みたいで、絵画のよう。やはり枯山水はこうして建物の中から見るのが良いんだろうなぁ。とかなんとか、わからないなりに全力で愛でる。

椅子か畳か好きな方に座れる

生菓子付きは1100円、干菓子(落雁)付きは660円。

見事な薔薇

鳩サブレーで有名な豊島屋の生菓子。甘さ控えめでさっぱりした菓子に合わせるのは、先程より苦味を抑えたまろやかな抹茶。
よく晴れた昼下がりに、鳥のさえずりとともに美しい庭を眺めて茶を喫することほど、心落ち着くものはない。(と思うのは私だけでしょうか?)
入口のお香や縁側の蚊取り線香も良き。気づけばすっかり茶室の虜になっていた。
結局、50分ほど存分にボーっとさせてもらった。

個人的には、抹茶は休耕庵に軍配だが、のんびりするなら断然 喜泉庵、という結果に。
でもどちらも違う魅力があって捨てがたいんよな。
ここはもう、みんな毎回はしごでいいんじゃないか?(なんやそれ´Д`)

ランチはスパイスたっぷりのカレー

帰りは駅まで行かず、バス停「八幡宮」で下車。
すぐそばの鎌倉紅谷本店に寄るも、13時半の現在クルミッ子は売切れ。他の菓子との詰め合わせならあるとのこと。残念。
というか、小町通りの賑わいがすごい。お昼時だからか、幾つかのお店には長い列が。
幸い、目当ての咖喱 檸檬(カレー レモン)2号店の小町店はガラ空きだった!(それもどうかと思うが)
入口が目立たないのと、2号店はまだ新しくて穴場っぽい。たぶん。

2種あいがけカレー

右がスパイスチキンカレーで、左が牛粗挽きと焼き味噌のペッパーキーマ。1430円。
添えられた赤キャベツやキャロットのアチャール(ピクルス)、ケール、茹でたホウレン草や豆などと一緒に食べると美味しい。食べる箇所で味が違うので面白い。どこかに少しパクチーもいるな。
スパイスも後からジワジワくるが辛すぎない。
そいやスパイスカレーって初めてかも。どう食べるのが正解だ?混ぜていいんだっけ?
ええい、混ぜちゃえ! 付け合わせの野菜も2種のルーも米も全部ごちゃ混ぜに。レモンも搾る。
酸味、辛味、塩味、甘味の波状攻撃だ! 混ぜて正解。むしろ混ぜた方がうまい。

会計時に「混ぜていいんですよね?てか混ぜた方がいいんですよね?」と勇気を振り絞って確認すると、どちらでも良いとのこと。
え~どっちでも良いんかい。たしかに最後の方は味変できなくてちょい飽きてたわ…。
全部混ぜるなら、残り3割か4割くらいでやるのをおススメします。

 

ちょこっと鶴岡八幡宮へ

せっかくなので八幡宮へ寄って帰ろう。

やっぱ八幡宮は大きいな~。修学旅行の学生もわんさか。

空の青と新緑のコラボ

実は私ってけっこう晴れ女なんですよ。(この世で1番どーでもいい情報)
腹ごなしに階段を上って本宮へお参り。
境内に白旗神社というのがあるんだが、その隣の建物に白い鳩がめっちゃとまってた!

この写真の中だけで10羽いる

鳩サブレーのパッケージみたいな真っ白なやつ!

こんな

後で調べたら、白い鳩は八幡神の遣いとされ、八幡宮で飼われてるらしい。あの建物、もしや鳩舎だったのかな。八幡宮は何度も行ったが、見るのは初めて。縁起が良いようなので嬉しい。
源平池はハスの葉が生い茂っていた。あとひと月ほどで咲き始めるみたい。

 

参道の段葛(だんかずら)を歩いて駅に向かう。
春は見事な桜の道だが、初夏は緑が茂って良い感じの木陰になっている。そこに海からの涼しい風。
あかん、なんかもう心地良すぎて泣きそう。(なんでだよ´Д`)
歩き疲れてはいるが、足取りは軽い。
気づけば、知らないうちに溜まっていた心の澱(おり)のようなものが浄化され、体の隅々までエネルギーが満ちてゆくような、そんな不思議な多幸感に包まれていた。

この地にはきっと何か特別なパワーがある。
訪れるたびに新たな発見と最高の癒しが待っている。
これだから鎌倉散策はやめられない。