通院と薬をやめて1年。その後の体調は?
結局、心療内科には約6年半通った。これが一般的に長いか短いかはわからない。
ただ、正直これほどお世話になるとは思わなかった。
途中で一度、薬をやめようとしたことはあるが、仕事の忙しさも重なって再び症状が悪化。そこから良くなったり悪くなったりを緩やかに繰り返し、徐々に体調を戻してきた。
通院と言っても、最後の2年は「何か気になることや相談したいことはありますか?」と医師に聞かれて、「特に無いです」と答え、「じゃあお薬出しておきますね」で終了。
定期的に眼科でコンタクトの処方箋をもらう時ばりの機械的なやり取りが続いていた。
通院頻度も2週に1度だったのが月に1度になり、最後は私の希望で2ヶ月に1度に。(1分で終わる診察のために1時間近くかけて通うのが嫌になった*´▽`* ワハハ)
たぶんあとはもう自分次第だったのかなと思う。薬に頼らなくても大丈夫と思えたタイミングで自分から打診したら、特に止められることもなく、あっさり卒業の運びとなった。

それから1年。今が一番安定している気がする。
まだふとした時に不安や恐怖に襲われ、パニック発作が起きそうになることはあるが、自分でほぼほぼコントロールできるようになった。
特に、昨年の終わり頃から一気に上向いてきた気がする。新たな思考の癖づけによる成果や、今年から働き方を変えて環境などが変わったこともあるかと。
何より驚いたのは、多少の根を詰めても耐えられるようになってきたこと。
病にになってからは人一倍疲れやすく、ちょっと無理するとすぐに体調を崩してしまうので、もう自分は仕事や何かに熱中するような生活は無理だと諦めていた。
これから何しよう、とまた前向きに未来を考えられることが、今はとても嬉しい。
体調改善に特に効果があったこと、逆に悪化させたこと
※あくまで私個人の場合です
<効果があったこと>
●メンタル面
・Peaple pleaser(ピープルプリーザー)をやめる
Peaple pleaserとは、頼まれたらノーと言えない人やお人好しのこと。
先に述べた、仕事が忙しくて再び症状が悪化した時はまさにコレが原因だった。人手不足をわかっているだけに断れず、自分ができる以上の量をやり続けた結果、限界を迎えてしまった。
自分の健康を犠牲にしてまでやるべきことなんて無い。
体調を押して働くのをやめたら、帰りの電車で発作に襲われることもなくなった。
・完璧主義を手放す
どうせやるなら完璧に、何事も白黒はっきりさせないと気が済まないタイプだったが、完璧でなくていい、グレーでいいと考えるようになったら楽になった。
7割の出来でもバーンアウトせず持続的に成果を出すようにしたり、周りの人をもっと信頼して頼ったり…、きっと完璧を追い求める以外にも大切なことはある。
・ポジティブ思考の癖づけ
新しくも何ともない方法で恐縮だが、電車や会食など苦手な場面でのコンディションを飛躍的に向上させた「新たな思考の癖づけ」とはこちら。
実は私って案外ネガティブだったんだと気づいたのが昨年末。(おそい)
反射的に浮かんでくる不安や恐怖をリセットし、物事のポジティブな面に意識を切り替える。
例えば、“○○すると発作が起きる”と誤って癖づいた思考回路を断ち、不安なことも“楽しみだ”と呪文のように唱えて脳トレしてたら、実際めっちゃ楽しめたという嘘のような本当の話。
●身体面
・規則正しい生活
自律神経を整えるための基本。
べつに早寝早起きでなくても、毎日の起床時間をなるべく固定して体内サイクルを乱れさせない。それが睡眠の質にも大きく影響することを身をもって学んだ。
いつか朝日とともに起き、日が沈んだら眠る生活がしてみたい。(ハメハメハ大王かよ)
・体のコリをほぐす
後頭部から首、背中にかけては自律神経の中枢が通っており、この辺りがほぐれると、体が一気に楽になって呼吸もしやすくなり、気分まで上がる。
仕事の合間に軽いストレッチやマッサージ、定期的にプロの手も借りてこまめにほぐす。
特に、昨年から運動し始めたのはゲームチェンジャーだった。ほぐれると同時に体力もついて、おかげで去年は夏バテせず。残念ながら冬の間はサボってしまい、先日久々に駅まで猛ダッシュしたら死にかけたので(またかい)、今年もそろそろ始めないと。
・疲れ切る前に休む
病を経て重要だと感じるのは、限界が来てから休むのではなく、そのはるか前に休むこと。
持ち前の心配性や断れない性格などもあって、キャパオーバーしがちなので(たぶんマゾ)、己の能力を過信せず、仕事もプライベートも優先順位をつけて、何でもかんでも詰め込まないよう心掛けている。
きっと、芸術も暮らしも余白が大事ですよね。(だまれ´Д`)
<体調を悪化させたこと>
ずばり、上記の逆のことをやった時!!
改めてパニック障害を振り返って
病になって失ったものや手放したものもある。
社員として働いていた会社を辞め、実家に戻ることになった時、私はキャリア(そんな大したもんじゃないけど)だけでなくそれまで頑張ってきたこと全てを失ったと思った。これからどうすればいいのだろう、とただ途方に暮れた。
けれど、それから巡り巡ってたどり着いた今の暮らしは、案外悪くないと思っている。
今年から前職繋がりで、若い頃に夢見ていたフリーランス(web関連)として働き始めた。大変なこともあるが、時に立ち止まって、自分のペースで前へ進める今の働き方が好きだ。
振り返れば、多くを失ったと嘆いたあの頃よりも、今の方が好きなものに囲まれて暮らせているかもしれない。
人生どうなるかなんてわからないものである。
だから、もしあなたが(急に?)今笑うことが出来ないとしても、きっと大丈夫。いつか必ずまた笑える時が来るから。
生きてるだけで、あんたは大将!(だれ?´Д`)

このブログを始めた理由の一つに、同じような病で苦しんでいる人に何か届けられたらという思いがあった。当時、私も情報があまり無くて、すごい不安だったから。
また病とまではいかずとも、どこか生きづらさや息苦しさを抱えた人たちにも、そっと寄り添えるような、温もりやエールのこもった情報を発信できればと思った。
まぁ迷走に迷走を重ね、当初の予定よりもだいぶシュールというかふざけてるというか、いったいどこらへんに温もりやエールが埋まっているのか自分でもわからない時の方が多いが、病を経てもこんなふうに生きられるよというサンプルの一つとして、逆に温かく見守ってもらえれば。(はぁ?´Д`) 誰もこんなサンプル求めてないかもしれないけど。。