今週のお題「シーズン開幕」
そうだ、いちごジャム作ろう
そう思い立ったのは、最近アマプラで観た『きのう何食べた?』の影響である。
シロさんが格安のいちごでジャムを作っていて、それが思いのほか簡単で美味しそうだったのだ。
最近お買い得のいちごをよく見るようになったし、ジャムであればどんないちごも美味しく食べられる。まさにこれからの季節にぴったりじゃないか!いちごジャム作りシーズンの幕開けだ。
今年は最後までいちごを楽しみ尽くすと決めていた私。早速、材料を揃えてみた。
安いいちごが無くて、とちおとめを購入。ジャムにするのがもったいない気もするが。。
まずはいちごを軽く洗い、キッチンペーパーで水気をふき取って、ヘタをカット。なるべく赤く熟したいちごが良いそうなので、切りながら白っぽい部分や逆にあたってるヤツは食べちゃう。
砂糖はグラニュー糖が良いらしいが、家には上白糖しかなかった。
砂糖の量はいちごの量の半分が主流とのことだが、数年前から測りが行方不明だ。どこいった。
いちご1パックが約300gらしいので、ヘタをカット&4粒ほど食べ、最終250gと仮定。となると、砂糖は125gか。砂糖大さじ1杯が約9gだそうなので、およそ13杯分だな!
と、仮定からの仮定からの仮定と、超アバウト見切り発車で進んだ結果…

ちょっとかけ過ぎ? というか、本当にこんなことしていいのだろうかと後ろめたい気持ちに。。
ちなみに我が家の大さじは計量じゃなく、ただの大きめスプーンである。ふざけるにもほどがある。
気を取り直してポッカレモン大さじ1杯を入れ、ざっくり全体を混ぜ合わせ、ラップをして冷蔵庫で一晩。ここでレモン汁を入れると色味が良くなるそう。

浸透圧の関係で、いちごからジュース(水分)が。意外とジュースが少なかったので、再び混ぜていちごに満遍なく砂糖を絡め、室温でしばし放置。
その間に、瓶を洗って煮沸消毒を。

急激な温度変化でガラスが割れないように、水から入れるのが鉄則。
沸騰後は少し火を弱め、10分ほどグラグラ。瓶がガタガタいってきて、割れるのではとビクビク。
やけどに気をつけ、トングで取り出してざるの上へ。瓶とフタの口を下にして乾かす。この時にミトンがあると心強い!

いよいよ、いちごをジュースごと鍋へ。
鍋は酸に弱いアルミ製は避け、ホーローや銅鍋が良いみたい。
参考にした幾つかのレシピでは、中火以上で短時間(10分以内)で仕上げることをうたっていた。が、ジュースも少なめで焦げるのが怖いので、弱めの中火でスタート。

よかった、どんどん水分が出てきた!焦げないよう時々かき混ぜて。
見た目に影響するようなので、アク(というか空気の泡?)は取り除く。

そろそろ煮始めて10分。泡の気泡も大きくなってきた。
水を入れたコップにジャムを1滴垂らし、途中で散らずに(多少は散る)底まで沈めば完成のサイン。なんとか目標の10分で完成!
煮すぎると、砂糖のカラメル化で黒ずんだり、ジャムが固くなったり、逆にゆるゆるの仕上がりになってしまったりするとか。
熱いうちに瓶へ入れて、試しに脱気する。どうせすぐ食べるけど。
脱気とは長期保存のために瓶の中の空気を抜いて真空に近い状態にすること。
フタをゆるゆるに閉めた瓶を、さっき煮沸で使った鍋に戻す。水の高さは瓶の半分くらい。
火にかけ、沸騰後は弱火で10分ほど。この間に中の空気が抜けるそう。
トングで取り出し、ミトンでフタをきつく閉め、瓶を逆さまにして冷ます。

いや~いちごって煮たら小さくなるんですねぇ。

とりあえず、初めてのいちごジャムが完成!
いちごを寝かす時間を除けば、煮沸と脱気も含めて1時間内で出来、意外と簡単だった。
手作りジャムのお味は?
ジャム少なすぎ問題を乗り越え、翌朝わくわくしながら朝食の準備。シロさんたちを真似てバタートーストにたっぷりジャムを載せるつもり。だったんだが、ここに思わぬ伏兵が潜んでいた。
フタ固すぎ問題である。どうやら真空にし過ぎたようだ。びくともしないフタとうんうん格闘すること5分。プシューッという音とともに開いた時は心底ホッとした。
もし開けられなければ、駅前まで走って「どなたかこのジャムの瓶を開けていただけませんか?」と乞わねばならないところだった。朝のラッシュ時に突如ジャムおばさん現る、とSNSを騒がせてしまうとこだったわ、あぶねー。

いちごジャムバタートーストは一口目から目の覚める美味しさ!(正直フタの時点で覚めてるが)
煮すぎてないのでいちごがフレッシュで甘酸っぱくておいしー!バターの塩気と合う~。
ヨーグルトとの相性は言わずもがな。
砂糖多すぎかと思ったが、市販のジャムより甘さ控えめ。とちおとめの甘酸っぱさが活きてる。
また、ジャム作りで出たアクは紅茶に入れてロシアンティーに。(byシロさん)
上品な甘さで、貴婦人のような優雅な気持ちに。
ここ最近で文句なしにNo.1の朝食だった。
気づけばジャム作りの沼へ
これにすっかり気をよくした私。立て続けに何度か作り、その1回は盛大に失敗した。
ジャム作りを舐めてはならない。己への戒めと備忘のためにここに記す。
<失敗の理由>
・鍋小さすぎた
・煮詰めすぎた
・砂糖多すぎた
お買い得のいちご2パックを使ってウキウキだったが、おそらく量に対して鍋が小さかった。


アクというか泡がすごい出るので、何度も噴きこぼれそうに。
泡と格闘してたら、あっという間に時間が過ぎた。さらに、鍋の中のとろみを目視で確認しようとした結果、ぐずぐずと20分も中火で煮詰めてしまった!
いちごのフレッシュさはどこへやら、色も黒ずみ、水あめみたいに。。
ジャムは冷めると固くなるので、とろみの確認はコップの水で。鍋の中は100℃近いため、サラサラに見えても冷めると良い感じだったりする。やはり、煮る時間は中火で10分以内がキーかと。
そしてやたら甘かった。後で調べたら、グラニュー糖の場合は大さじ1杯が約12gらしい。
えぇ~ 砂糖一律で9gじゃないんかい!わざわざグラニュー糖に変えたのがあだとなったようだ。
あと、アオハタの瓶は一度開けたら密封できないのか、脱気しようと逆さまにしたらシュウゥウっとすごい音とともに漏れた。ジャムが勢いよく漏れ出ることほど精神を削られるものはない。
とまぁ失敗もあるけれど、それを上回る良さもある。
それは、手作りのジャムが美味しいと朝が楽しみだということ。
今度はリッツに載せてみるかとか、牛乳で割っていちごミルクにするかとか、考えるのも楽しい。
まぁ今のところ、いちごジャムバタートーストがぶっちぎりで優勝なんですけど。
※参考サイト:
・富澤商店 ホームページ
『基本のいちごジャム』
・note ·樋口直哉 (TravelingFoodLab.)
『いちごジャムのポイントは短時間の加熱』
・白ごはん.com
『ジャム瓶などの煮沸消毒と脱気のやり方』
・天然生活
『保存食づくりに大切な「保存びん」の煮沸消毒・脱気方法。梅仕事やジャムづくりに/6月のおすすめ記事』