あるところに…
あるところに、歯がしみて困っている女がいた。
これはきっと虫歯か歯周病に違いない。現実を知りたくはないが、そろそろ向き合わねば。女は意を決して歯科へ。
だが、女を診た医師は首を横に振った。
「あなたは虫歯でも歯周病でもありません」
え、じゃあどうして歯がしみるんですか?とパニックになる女。
「それはですね…ずばり歯ぎしりです」
は?
「と、食いしばりです」
おん?
「歯の形でもわかるんですよ、この辺りすり減ってるなぁって。相当やってますね~」
と笑顔で指摘され、地味にけっこう恥ずかしかった。。
というのは、私のことです。ギィーギィイー😬
歯ぎしりや食いしばりで、歯を覆う固いエナメル質が削れたり亀裂が入ったりして、柔らかい象牙質がむき出しになってしまうのがしみる原因らしい。
また強い力で歯磨きしていたせいで、2ヶ所ほど歯茎が下がっていて、そこもしみる。
そこで、就寝中の歯ぎしり対策として、ナイトガードというマウスピースを使うことになったのが前回までの話だった。
勧められたのはハードタイプ。といってもそこまで硬くなく噛み心地も良い。(だから噛むなって)
はめるのは上の歯だけで、保険もきいてたしか3000円台で作れた。寝る時に付けることで、これ以上歯が削れるのを防いだり、アゴの関節に加わる力を軽減したりしてくれるとのこと。
<半年後>ナイトガードは効果があったのか?
ナイトガードが知覚過敏自体を治してくれるわけではないので、正直いまいち効果がわかりにくい。
だが写真は雄弁に物語る。これを見てくれ↓
ところどころにある白い箇所は、汚れや光の反射などではなく、削られた跡である。触るともうすんごいザラザラ。
これこそが夜な夜な歯ぎしりしているという動かぬ証拠であり、この半年間知らないうちにナイトガードが歯を守ってくれていたという事実に他ならない。
そろそろ交換かと思ったが、噛み合わせに問題がないのでまだまだ使えるとのこと。人によっては1ヶ月で穴が空いちゃう場合もあるらしい。
定期的(3ヶ月~半年に1回?)に噛み合わせをチェックしてもらう必要がありそうだ。
ところで、歯ぎしりは4種類あるって知ってましたか?
グライディング:上下の歯を強い力でギリギリと左右に擦り合わせる。最も主流。大きな音が出る。
クレンチング:いわゆる食いしばり。上下の歯を強く噛みしめる。音は鳴らない。
タッピング:上下の歯をカチカチと噛み合わせる。けっこうレアタイプ。
ナッシング:歯の一部(特定部分)でキリキリと擦り合わせる。その部分だけすり減るのが特徴。
言葉の響きは何やらオシャレでカッコいいが、全て歯ぎしりであることに注意!
そしてたぶん私はグライディング、クレンチング、ナッシングの三刀流!(そんな三刀いらん)
半年前までは、ナイトガード無しのノーガードでこれらをやってたのかと思うと恐ろしい。そりゃ歯もすり減るし、しみるはずである。もっと早く使えばよかった。
ちなみに私のグライディングはギロという楽器の音に近いそうです。ギィーギィイー😬(迷惑)
歯の根っこが割れたりヒビが入ったりすることを「歯根破折(しこんはせつ)」と言い、治療で神経を取った歯に起きやすいそうだが、健康な歯でも歯ぎしりや噛む力が強いと起きるとか。怖いのはこうなると抜歯以外にあまり方法が無く、歯周病と虫歯に続いて日本人が歯を失う原因の3位らしい。
それで知覚過敏は良くなったのか?
この半年、ナイトガードをほぼ毎夜(時々忘れる)使用し、ほぼ毎日シュミテクトで歯磨きした結果、いくらかマシになった。
なんとも煮え切らない中途半端な回答で申し訳ない。
前回の記事では、熱々の味噌汁に炊き立てのご飯という日本の原風景とでも言うべき食卓で、冷蔵庫から出したてのたくあんがしみるという複雑な胸中を吐露した。ミニトマトに至っては、キンキンに冷えた汁がプチュっと炸裂するので、もはや兵器であるとも。。
それで言うと、たくあんは平気になってきたが、ミニトマトはいまだ脅威である。う~ん、正直もっと良くなると思ってた。
エナメル質が削れて象牙質が露出した場合、もう元のエナメル質に戻ることは無いので、硝酸カリウムや乳酸アルミニウム、高濃度フッ素(1,450ppm)などの成分を含んだ知覚過敏用の歯磨き粉で、しみないようせっせとバリアを作るしかないそう。。
中には使い始めて2種間で効果を実感する人もいるとか。
うらやましい…と肩を落とす私に、歯科衛生士のお姉さんは教えてくれた。
肝心なのは歯磨き粉の量とすすぎの回数だと。必要な成分を行き渡らせるために量は歯ブラシを覆うほど(約2cm)たっぷり付け、その成分を留めるためにすすぎは一口サイズ(約15ml)の水で1回程度に抑えるのが正解。
マジか。全部逆やってたわ…。歯磨き粉は5mmくらいだし(少なっ)、歯磨きの後は謎にデンタルリンスで仕上げてた(せっかくの成分ウォッシュしてどうすんねん´Д`)。
そして、まだまだ歯磨きの力が強いみたいデス。
あとお姉さんいわく、私は歯茎が薄いタイプらしい。
てか歯茎が薄いって何!?どうゆうこと?もうお願い許して!!という感じだが、歯と歯茎の間に器具を入れると器具が歯茎越しに少し透けて見えるんだと。そんなの初めて言われた。
歯茎の薄さは人によって違い、薄い人は少しの刺激でも歯茎が下がりやすいんだって。
それ、誰かもっと早く教えてよ~

ということで、ほぼ振り出しに戻ったわけだが、引き続きナイトガードで歯を守りつつ、正しい歯磨きで今度こそ知覚過敏を克服するつもりだ。
今年の夏もまたとんでもなく暑いそうなので、その頃には久々にかき氷を心の底から楽しめるといいなぁ…(遠い目)
※参考サイト:
・いしはた歯科クリニック ホームページ
『歯ぎしりには4種類あります』
・破折歯接着治療 わかるサイト
『「歯根破折」(しこんはせつ)について』
・明石アップル歯科 ホームページ
『歯の根が割れたら治せない?歯根破折の症状と治療』
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