帰ってきたぶきっちょ
自他ともに認める不器用人間が、他を圧倒するセンスの無さとおぼつかない手先を抱え、お弁当作りに挑戦し始めたのは1年前。物価高の嵐に重い腰を上げさせられてのことであった。
最初はうまく作れずに公園のハトに励まされたり、見た目がう○こみたいになってしまうというハプニングに見舞われたりしつつも、頑張りすぎずそれなりに満足感のあるお弁当を目指し、作ったり作らなかったりとゆるゆる続けてきた。
先日撮りためたお弁当の写真を見てたら、たまたま各国にちなんだメニューになっていて、並べたらまるで世界旅行してるみたいだなと思った。
そう、世界旅行だなんだというのは、あくまで個人の受け取り方に大きくよるものであり、もし一瞬で世界を感じられるような素晴らしいものを期待されていたら、申し訳ない、すぐにこのページを閉じてください。自分で言うのも悲しいが、ここにはあなたの心を動かせるものは何一つありません。
ぶきっちょ弁当とは、物価高の今を少しでも前向きに楽しく生きようとあがく、一庶民(ぶきっちょ)のありのままの姿を色濃く投影したものであり、ぶきっちょでもやればそれなりにできることを証明するものであり、キャラ弁や彩り豊かな弁当とは色んな意味で一線を画すモノである。
それでも続きを読んでくれるというあなたは心優しい人だ。
ぶきっちょの世界へようこそ。さぁめくるめく世界旅行へレッツゴー。
これがぶきっちょ弁当流 プチ世界旅行だ
世界を旅する準備はできたかい?
・エントリーNo.1:ガパオライス(タイ)

例のごとく前夜の残り物を詰めただけ。夏だったので暑い国のものが食べたくて。
本当は目玉焼きも載せたかったんだが、電子レンジで温めると爆発するので断念。(節約と効率重視のぶきっちょ弁当は、基本前夜の残り物で構成されているので、食べる前にレンチンします)
タイ料理は大好きで家でも時々作る。ナンプラーも常備👍
・エントリーNo.2:プルコギ(韓国)

韓国料理も好き。コチュジャン発明した人って天才ですよね。
プルコギは牛肉に調味料を揉みこむんだけど、洗った後も指先に残るニンニクやごま油、コチュジャンの匂いが好きすぎて、鼻をかくふりをしてしょっちゅう嗅いでいる。
・エントリーNo.3:オムナポ(イタリア?)

前夜のナポリタンに、オムレツ風に卵を焼いて載せただけ。
いやナポリタンは日本だよ、というお声は真摯に受け止めます。
ただゆるゆるの広義に解釈してパスタ料理の一種ということで、このたび晴れてイタリアに決定しました!パチパチ👏
・エントリーNo.4:とんかつ(日本)

え?これがあったから、オムナポを強引にイタリアにねじ込んだんじゃないかって?
はっはっはっは、……なかなか鋭いですねぇ。。
この時ハマっていたドラマ「ひらやすみ」によく登場する美味しそうなとんかつを目指して。
・エントリーNo.5:エビチリ(中国)

厚揚げでコッソリかさ増しした貧乏エビチリを炒り卵と一緒にご飯の上へ。
市販のお弁当やお惣菜だと量が少なく感じがちなエビチリも、こうして食べれば大満足。お腹いっぱい。その後ゲフッと出てくるゲップで、二度エビチリの風味を楽しめます。(やめなさいよ´Д`)
いかがでしたか?
え、まさかもう終わった?ショボ…という声はどうか無しで。。涙
ただ世界旅行と言いながら、近場で固めてしまった感は否めない。世界っていうかアジアやん。オムナポだって日本やん。
最後に海外へ行ったのはもう何年も前である。近場でもどこでもいいから行きたいなぁ。。
そして、もうお気づきかもしれないが、これらの弁当で世界(アジア)旅行気分を味わうのに、あと1つどうしても欠かせない重要なものがあるんだ。
全てを完成させるパズルのラストピース。とっておきのエッセンス。
そう、それはあなた自身の想像力さ。
想像してごらん、タイでシンハービール片手にガパオライスを食べてるところを、韓国でオモニ特製のキムチとプルコギをマッコリで流し込んでるところを、イタリアでマルゲリータやジェラート、ティラミスでボーノしてるところを(パスタ要素どこいった?)、次は日本、と見せかけてからの中国でパンダ見たり万里の長城に登ったりしているところを。(もう弁当関係ないやん´Д`)
あ~あ、やっぱ読むんじゃなかった、時間返せというクレームは受け付けませんので悪しからず。。
