くるみの庭 ~ちょっとここらで深呼吸~

パニック障害とともに生きる筆者が、病気や人生のこと、心身の健康のために取り組んでいることを発信。

運動音痴が3ヶ月ビリーズブートキャンプ続けてみた

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運動音痴アラフォーがまさかのビリー4ヶ月目に突入!

入隊1ヶ月でそれなりに成果を出し、運動音痴界の希望の星としてきっと多くの人を勇気づけたのが前回のこと。

あれから2ヶ月。いつもは3日坊主の音痴が、なんとビリーズブートキャンプ4ヶ月目に突入しました!
己の戦闘レベルを決して見誤らず、「ビリー隊長にはついていこうとしない」をモットーに、約55分の基本プログラムを30分に大幅カットして臨んだ3ヶ月。
週2→週1に頻度こそ減ったものの、細々と継続した結果、体力と筋力がついてきた。
以前はヒザをついても腕立て3、4回が限界だったが、今は同じくヒザはついているがリズムに合わせて10回以上は余裕でできるし、エアロビ中にスピードUPされてもおぼれた蟹みたいにならなくなった。
終わった後の疲労度も違う。前はしばらく横になってひぃひぃ言っていたが、今は汗をふいて着替えたら、すぐ他のことに取り掛かれる。最近はなんだか駅の階段でも足の運びが軽い。
これはもう、運動音痴なんて言わせない! 今年の秋?もちろんスポーツの秋っしょ!
と意気込む音痴の成長をどうぞ温かい目でご覧ください。

 

3ヶ月後の驚きの変化とは

週1、2回の頻度で3ヶ月「基本プログラム」をマイペースに続けた結果がこちら。
公平を期すために、お腹に力は入れてません。

腹筋と背筋がついてさらに引き締まった感じしませんか?
念願のくびれもちょっとできて、我ながらボディラインが綺麗になった気がする。(嬉)
写真ではわからない部分も含めて、この3ヶ月ビリーを続けて良かったことを振り返ってみる。

・体型や姿勢の変化
今でもデスクワークなど集中している時は前傾姿勢になりがちだが、腹筋と背筋がついてきたことで姿勢が改善。首回りのもたつきも解消されて、首が長く綺麗に見えるようになった👍

・汗をかく習慣で、今年は夏バテせず
暑かった。もうすんごい暑かった。
例年であればソッコー虫の息になるこの季節を、今年は体調を崩さずサバイブできたのは、ビリーのおかげで「暑熱順化(しょねつじゅんか)」できたことが大きかったと思う。

※暑熱順化:運動や入浴などで体を暑さに慣れさせ、スムーズに体温調節できるようになること。これができていないと、体内に熱がこもりやすかったり、汗をかいても塩分濃度の高い汗だったりで、熱中症になるリスクが高まるそう。

・筋肉が冷房による冷えをブロック!?
実は体内の熱の約6割が筋肉で作られているらしい! また筋肉には血液を循環させるポンプの働きもあるので、全身の血行にも影響が。つまり、筋肉量が少ないと冷え性になりやすいのだそう。
多少筋肉がついたからか、今年はあまり冷房による冷えを気にせず朝までぐっすり寝られた。それも夏バテ防止に良かったのかも。

・なんかわからないけど、生きる力が湧いてきた
いや、べつに死にかけていたわけじゃないんだが、パニック障害で体調を崩して以降は、いかに体を疲弊させないか、自律神経を休められるかといったことに意識が向きがちだった。
だが体力がついてきたことで、登山やハイキング、ランニング、海外旅行など、前はやろうという気さえ起きなかったことにも挑戦したくなってきた。未来を前向きに捉えられるようになってきたというか、枯れかけていた生命力が戻ってきたような気がする。


何より飽き性で、特に運動は全然続かなかった自分が3ヶ月やれたのは自信になった。
諦めずに続けられたのは、今度こそ変わりたいという強い思いと、全国の運動音痴仲間を元気づけたいというパッション、そしてこのしがないブログを読んでくださる皆さんの存在があったから。
この場を借りてお礼を言わせてください。
いつもありがとうございます!運動音痴アラフォー頑張りましたぁあ!!

ついに運動音痴を卒業か?

体型や姿勢の変化をはじめ、体力、生命力など予想以上の産物を得た今、時期尚早という声を抑えて一気にスポーツ女子の仲間入りを果たすという道もある。
だが、物事はそう単純ではない。光があれば、影がある。
実はビリーを始めた頃、スクワットの時に左ひざがポキポキ鳴る事象に悩まされていたのだが、行きつけのマッサージ師さんのアドバイス(ひざの角度や腰の反り具合)で、鳴る頻度を減らせていた。
ところが、ある時から違う部位が鳴り始めたのである。
右ひざ、と思わせてからのまさかの右肩である。What!?
スクワットで肩が鳴るなんて聞いたことがない。だって申し訳程度に腕を前に伸ばすだけだもの。それなのに、なんなら耳に近い分ひざより盛大に鳴っている。

もんもんとしたまま肩を鳴らし続けて1ヶ月。
腕立てや腹筋による体のハリもあって、またマッサージ店へ駆け込むことになった。
この日は初めましての方が担当。運動不足で体がガチガチになる人の話題になり、私も以前はそうだったと音痴時代を懐かしく思い出す。もう半分卒業した気になっている。
今もガチガチの時はあるが、運動習慣ができ、姿勢も良くなり、前より確実に良くなったはず。なんなら体引き締まってますね~と褒められるの待ちだったんだが、耳を疑う言葉が。。
「背中の固まり具合やばいですね~お客さん猫背だから」
…ん? え、なんて??
「だから姿勢悪いから」
…………。

待ってくれ。姿勢が良くなったというのは私の幻想だったのかい?
もはや肩が鳴る相談どころではなく、私は今もひとり肩を鳴らし続けている。
が、そんなことはもうどうでもいい。
姿勢が悪かろうと、背中が固まろうと、運動音痴を卒業することはできるはず。
なぜなら、筋肉は裏切らないからぁあああ!
ついに満を持して、ビリーの「腹筋プログラム」に挑戦することにした。
(ビリーのプログラムは基本・応用・腹筋・最終の4種で、本来は1~2日目は基本編、3~4日目は応用編、5~6日目は腹筋編、7日目に最終編という1週間の短期集中型エクササイズである。自分のペースでよいと隊長が言ったか言わなかったかは定かではないが、拡大解釈の結果、マイペースに3ヶ月も基本編を続けていた)
腹筋編は約36分と短いので、55分の応用編より楽だろうと高を括っていたのだが、、仰向けになると自力(腹筋)で起き上がれない現実に直面し、早くも撤退。

ならば、ラジオ体操はどうだ?(唐突)
実はビリーの前に、ラジオ体操に取り組んでいた時期があった。

何でもいいから証が欲しい。運動能力が確実に上がったという確かな証が!
半年ぶりにいざ挑戦!

体を前後に曲げる時、前より上体が反るようになって天井が見れるようになった~!

体を回す時、のろくて置いていかれてたのが、置いていかれなくなった~!

息切れもしなくなった~!筋肉痛も出なくなった~!
なんか書いていて悲しくなってきた~!

元のレベルが絶望的に低すぎるのだ。
恐ろしいのは、その深刻さに今まで気づいてなかったことである。
きっと世間からすれば、今回も運動能力が圧倒的に低い→普通に低いになった程度の進化なのだろう。

まぁそれに気づけただけ、成長したと前向きに捉えるべきか。
運動音痴卒業までの道のりはまだまだ険しそうである。

 

※参考サイト:
ツムラ ヘルスケア製品情報サイト
『筋肉をつけて冷えにくい体を!冷え症におすすめの筋トレ5選』
シオノギヘルスケア ONLINE
『冬こそ筋トレで「冷え体質」にNO!』

※本文中のラジオ体操の図解はこちらから引用
https://www.jp-life.japanpost.jp/radio/instruction/radio_first.html