運動音痴アラフォー、ラジオ体操始めました
初めに断らせてもらうが、私はべつに運動音痴ではない。
伝わりやすくするためにそう表現しているだけで、実際のところは、まだ運動経験が少なく、運動神経が発達していないというだけである。(音痴やん。てかヤバい奴やん)
いやいや、小学生の頃はマラソン大会1位だったし、リレーの選手に選ばれたことだってあるのだ。(どんだけさかのぼんだよ)
(思い出せ!中学のドッジボール大会で、なぜか頭が真っ白になり、なすすべもなくその場にしゃがみ込んだことを。――恰好の的だよバカちんが!)
あんな大きなテニスラケットに球が当たらず、気まずさのあまりせっかく入ったテニサーを早々に辞めたことを。――この根性無しのバカちんが!)
…………。
まぁたしかに、あまりスポーツとは縁のない人生だった。
おかげで長年の運動不足や長時間デスクワークが祟って、全身ガッチガチに。
マッサージに行くたびに、あまりのコリ具合に「いったい何があったんですか?(普通に生活してただけです)」「この部位には何か魔物が潜んでますね(私は化け物か)」などと言われる始末。。
自律神経は主に首から背中にかけて通っているらしく、やはりここがガチガチに固まっているのは心身の健康にもよろしくない。
このままじゃまずい。だけどジムは絶対続かない自信がある。(自分への信用ゼロなんか)
無理なく続けられて、少しでも全身のコリを無くし、血流を改善し、あわよくば適度な筋肉をつけて、痩せて、若返って、モテて…という期待をまるっと込めて、ラジオ体操始めました。(求めすぎだよバカちんが!)
ラジオ体操を舐めるなかれ、意外ときつい…
というわけで、YouTubeを見ながら、小学生の頃ぶりにラジオ体操第一を全力でやってみたのだが、これが予想以上に良い運動だった。
時間はたった3分ちょっとだが、終わる頃には少し息が上がっていて、体もじんわり温かくなっている。
というか意外とついていけないのデス…
体を回す運動の時に、あっさりと置いていかれる30代。。

体を前後に曲げる運動では、悲しいくらい上体が反らない30代。。
腰回りが固すぎるのか、見上げど見上げどなお、天井見えず、じっと壁を見る。by石川啄木
(真面目にやれ!昔一緒にやってた近所のばあちゃんのほうが空見上げてたよ!)

そして、何度やっても最後同じ方向に体をねじってしまう30代。。
どうしたら右側もねじれますか?(知らんよ´Д`)

極めつけは、たかだか3分ほどの体操でばっちり筋肉痛になる30代。。
深刻な運動不足とどんくささを痛感し、心から反省しました。(ようやくわかったか)
簡単に家でできるので、しばらく続けてみることを決意。
ただ何事も急にやり過ぎは良くないので、2日に1度くらいのペースで無理なくやっていくことにしました!(これくらい毎日せえ😱)
※本文中の図解はこちらから引用
https://www.jp-life.japanpost.jp/radio/instruction/radio_first.html
1ヶ月後の驚きの変化がこちら

・体を回す運動の時に置いていかれなくなった
・体をねじる運動の時に右側もねじれるようになった
しょぼいと思われたみなさんに朗報です。
筋肉痛も出なくなりました!(だからしょぼいのよ´Д`)
あとは、、肩甲骨や腰回りが以前よりほぐれてきたのか動かしやすくなった気がする。
前屈もかろうじて手が床につくようになった。
ただ依然として天井は見えません。。
正直みなさんを驚かせるような変化はまだ…(おまえが言ったんじゃい)
いろいろなラジオ体操に出会いました
奄美出身の知り合いに最近ラジオ体操を始めたことを話したら、ぜひ島口ラジオ体操も聞いてみて~と言われた。
しまぐちラジオ体操!?新手のラジオ体操があるのかと思ったら、体操自体は同じで、掛け声が奄美など島の方言(「島口」と言う)になっているとのこと。
これは面白そうだと、早速ネットにあがっている動画を視聴。
お馴染みのメロディーがピアノから三線になり、一気に島感が強まる。テンポもゆったりで、おじいの「あまみしまぐちラジオ体操だいいち~」の掛け声に期待が高まる。
が、次の「うでぃば むぇーらが うーち あぎてぃ ぬばしんしょりー」でプチパニック。
体操をしている人の映像がないため、動きを思い出して慌てて伸びをする筆者。
その後も「てぃと はぎぬ うんどう うでぃば めーなが よこち ふりあげてぃー」と続き、「てぃーち たーち みーち ゆうーち いちち むーち どぅば むぐらししょりー」を経て、「ふーさ いきば すてぃ むどぅしたぼーれ」と終わる頃には、だいぶ島口を理解できるようになっていた。(嘘つけ😱😱😱)
方言に触れる機会をつくり、その土地の文化を守り引き継いでいくという一面もあるようで、他にも関西弁や津軽弁(津軽三味線ver.)などのご当地版があるようだ。
面白いのもいくつかあって、京ことば編では謎に舞妓さんが登場。「ほな、おきばりやす~」って、絶対普段ラジオ体操なんてしないでしょ。。
お江戸編(!?)なんかは、拍子木を打ち鳴らし、ひぃ~ふぅ~みぃ~よぉ~っと威勢のよい掛け声が、もはや現代の誰に向けたものなのかナゾである。
土佐編はまさかのfeat.坂本龍馬で、いきなり冒頭に「わしは土佐の坂本龍馬ぜよ」と自己紹介あり。ふざけすぎだろ。いい意味で。。
また韓国語や中国語、英語などの外国語バージョンも発見。たしかに日本で暮らしている人も多そうだしねと納得。
他にはフランス語にスペイン語、スワヒリ語とか。。そうそう、実は最近よく周りでスワヒリ語を耳にするんだよね~。
って一度もあるか!あったとしてもわからんわ。
素朴な疑問です。スワヒリ語を話す方もラジオ体操されるんでしょうか・・?(知らんよ)
とにかく、ラジオ体操の掛け声にこんなバリエーションがあるなんて知らなかった。
これなら飽きずに続けられそうです。(いや、もう飽きてたんかい´Д`)